敬語.jpについて

敬語.jpとは

敬語.jpは、「誰でも敬語を使いこなせるようになる」ことを目指したブログです。

  1. 使い方が難しい敬語
  2. 正しい敬語なのに、失礼だと間違われやすい敬語
  3. 丁寧な言い回しだと勘違いして使いやすい敬語

を中心として、文化庁の「敬語の指針」を始めとした出典を基に、理由や使い方も合わせて解説しています。

また、敬語とは直接関係はないものの、丁寧で分かりやすい文章の書き方や、その他日本語に関する記事を公開することがあります。

敬語翻訳について

敬語翻訳は、敬語.jpの姉妹アプリです。iOSまたはAndroidでご利用になれます。

敬語翻訳に文章を入力すれば、敬語ではない文章をボタン一つで敬語にできる上に、二重敬語などの誤った敬語は自動で修正されます。

敬語は覚えなければならない語彙が多く、「この言葉を敬語にしたい」と思っても調べるのが大変です。
敬語翻訳を使えば、敬語にしたい箇所を押して目的の敬語を選ぶだけです。

編集方針

敬語.jp内の記事は、以下の方針に則り作成されています。

  1. 敬語の解釈は「敬語の指針」に記載がある場合、それを前提とします。
  2. 敬語の使い方は、「相手に意図したものと異なる意味に勘違いされない」ことを重視します。
  3. 辞書の記載を根拠とする時は、最低でも三つの異なる辞書に共通の説明があることを前提とします。

1の「敬語の指針」は多数の敬語研究者が編纂に関わっているため、解釈や意見の分かれやすい敬語は解説が一貫していない場合があります。
その際は、他の言語学者の意見を前提にします。

2は、主に仕事中に10代〜30代の人が、40代〜60代の目上の人に対して用いる場合を想定しています。

3の例外として、説明が統一されていないので「意味がはっきりと定まっていない」などの結論とする場合もあります。
ただし、敬語の分類方法は辞書によって3種類(尊敬語、謙譲語、丁寧語)のものと5種類(尊敬語、謙譲語I、謙譲語II(丁重語)、丁寧語、美化語)のものがあり、この違いを考慮すれば共通した説明とみなせる場合もあります。
また、古語の場合は、辞書の項目内に出典があれば、一つの辞書だけでも説明のために引用することがあります。

「変則形」について

変則形」は当ブログが独自に定めた敬語の分類で、「敬語にする前の言葉からは推測できない敬語表現」を指します。

「言う→おっしゃる」「来る→おいでになる」「する→致す」などが当てはまります。

文化庁の「敬語の指針」には「一般形」と「特定形」の分類方法があります。

「特定形」のほとんどは「変則形」と同じですが、分類の仕方が少し複雑で、例えば「いたします」は「特定形」ですが「〜いたします」は「一般形」となっています。

敬語を学び始める人には分かりづらいので、当ブログでは「いたします」も「〜いたします」も一括りにできる「変則形」を用いています。

記事の修正について

記事の修正や更新の履歴は、記事の末尾にある「更新履歴」から確認できます。

もし誤字脱字や内容の誤りを発見なさった方は、「お問い合わせ」よりお知らせいただけると幸甚です。

記事の画像・写真素材について

記事内にある写真は写真ACを、説明用の図にはいらすとやを使用しております。

手書き風の文字の中にはあんずもじを使用していることもあります。

記事の責任者について

敬語.jpは、合同会社zoomeが運営をしています。

そのため、公開している記事の責任者は、代表の速水秀平です。

引用について

記事によっては敬語の説明のために、著作権法第32条の引用の規則に則り、他の著作またはWebページの一部を引用することがあります。
その際に、原文に以下の変更を加えることがあります。

  1. 読みやすくするために改行を加える
  2. 行頭の空白の削除
  3. 文意が変化しない範囲で、引用の趣旨と異なる箇所を(中略)と書き、省略をする
  4. 辞書は、見出しと同一の文字列を「—・」などの記号で省略をすることがあるが、省略せずに書く

ほかに原文と異なる部分がある場合は誤りですので、発見なさった方は「お問い合わせ」よりお知らせいただけると幸甚です。